2007年04月22日

亀を見ながら思うこと

亀を見ながら思うこと
亀を見つけた。かなりの大家族でみんなで甲羅干しをしていた。

亀など久しぶりに見た。幼い頃の亀にまつわる思い出が甦ってきた。

亀を見つけるとみんなで川の中まで追い掛けて捕まえたっけ。それからが亀さんには悪かったが、かなり遊ばせてもらった。

裏返しにしてどうやってもとに戻るか、何回もやらせたものだ。それからどれ位の重さに耐えられるか、いろんな重さのものを甲羅の上に載せたりしたっけ。そして今度は甲羅に紐を結んでどれくらいのモノを引っ張れるか試したりもした。頭を叩いて首をひっこめる。出した頃また脅かしてひっこめさせる、この繰り返し。首も手もひっこめたら今度はぐるぐると甲羅を下にして回したりしてた。亀がどんな顔付き体付きかもそれだけ遊べばよく知っていた。

ホントにいい時代だった。いまの子供達は亀を見てもーあっ亀だ!で終わりですからね。きっとやることが一杯あるんだから仕方がないだろうがと思った。

でも子供の時にしかできないことがある。

子供の時にやっておいた方がいいことがある。

大人になってから出来ないものがある。

大人になった時役立つことがある。

亀との遊びも今やったら怪しまれます。(笑)

昔亀と遊ぶだけ遊んだあと川に逃がしてあげた。だって友達だからまた遊ばないといけないから。

亀を見ながらそんな事を考えていた昼下がり。亀の大家族は池の中に姿を
消して行った。

亀もまた人間との触れ合いが少なくなって寂しいのかも知れない。



Posted by 中高年の太陽 at 01:01│Comments(0)
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